どちらかというと
褒められて伸びるタイプです。
CASE 04: 株式会社ニチレイ様

これからも気軽に相談できるパートナーでいてほしい。

AIで食の好みを分析して、一人ひとりにぴったりのレシピを提案する「conomeal(このみる)」。この新規事業を立ち上げたのが、株式会社ニチレイの関屋英理子様です。ネーミングやコピーライティング、インタビュー記事の取材・執筆などを通じて感じ取ってくださった弊社の印象について伺いました。

コンセプトを言い表した温かなネーミング。

最初にご依頼いただいたお仕事は、「conomeal(このみる)」のネーミングでしたね。

関屋:はい。2018年の7月に新規事業の発表会を行うことになり、フリッジさんにネーミングを依頼しました。弊社ではいつも商品やプロジェクトのネーミングを社内で行っています。実はこのネーミングも、一度社内で試みていたんです。

そうだったのですね。

関屋:しかしながら、いい案は出ませんでした。私自身、言いたいことがたくさんありすぎて何を伝えたらいいのかわからない状態だったので「ここはプロの力を借りるしかない」という考えに至ったのです。

依頼時には、人の温もりを感じられるものを、とのお話でしたね。

関屋:そうそう。この事業の特徴は、AIを使って食の嗜好性を分析することなのですが、そこにフォーカスしてしまうと機械的で冷たい印象を与えかねません。そこで、人の温かみや優しさを感じられる表現にしたかったのです。1回目に10数案いただいたのですが、いずれも商標を取得できず、2回目のご提案の中から選ばせていただきました。

こうして選ばれたのが、conomeal(このみる)でしたね。

関屋:はい。この名前には、「好(この)み」と「診(み)る」、そして食事を表す「meal(ミール)」という3つの意味が含まれています。名前の呼びやすさや覚えやすさはもちろん、一人ひとりにぴったりの食を提案するというコンセプトを言い表している点が決め手になりました。現在は、ユーザーの気分やライフスタイルに合わせてレシピを提案する「conomeal kitchen(このみるきっちん)」というアプリの名前にも応用されています。汎用性の高さもこのネーミングの強みで、とても気に入っています。

修正が少ないことも担当者としては助かります。

ネーミングの次は、Webサイトのコピーライティングを担当させていただきました。

関屋:conomeal(このみる)という名前を生み出してくれた会社と一緒に作ったほうが、世界観がブレないと思ったからです。一旦はすべて自分で書き出し、その言葉をもとにきれいに書き直していただきました。

多忙を極めるなか、文章を考える作業は負担になりませんでしたか?

関屋:それがかえって大事なプロセスになりました。自分でWebサイトに必要な要素を洗い出してみると、「こんなに言葉が必要なんだ」ということに気付かされたからです。こうした言葉の整理を求められるのは、Webサイトの制作だけではありません。社内でプレゼンテーションをする際にも、前例のない事業をどうやって言語化すべきか、いつも頭を悩ませました。新規事業には常に言葉の整理が欠かせないということを、身を持って知りましたね。

Webサイトのコピーの仕上がりはいかがでしたか?

関屋:とても満足しています。我々はメーカーなので、つい新しい技術の説明やそれによってできることなどを訴求してしまいがちですが、ユーザーにとってどんなベネフィットがあるのかがわかりやすい言葉で説明されていました。ここにもネーミングで意識した温かみが行き渡っていたように思います。

我々は、隙のない原稿に仕上げるために、チームで1本の原稿を作っています。クライアントが原稿を受け取った後に、手直ししなくて済むようにするのがポリシーです。

関屋:おかげさまで文章のチェックはスムーズに進みました。修正するやりとりが少ないのは、担当者にとって大変ありがたいことです。

インタビュー記事ではていねいに話を聞いてもらえた。

その後は「このみる研究所」というWebサイトで、インタビュー取材と記事の執筆を担当させていただきました。

関屋:「このみる研究所」は、AIの研究で得られた知見や、食の楽しみ方などを幅広く発信するサイトなのですが、そのなかに「キーパーソンに聞きました」というコーナーを新設しました。取り上げたのは、conomeal(このみる)のレシピアドバイザーを務める盛山貴行シェフ、conomeal(このみる)のAI開発に携わっている川村秀憲教授と杉浦仁志シェフです。3名のインタビュー記事は読者だけでなく、私にとっても大変価値のあるものになりました。

それはなぜですか?

関屋:このお三方とはよく打合せをしているのですが、お互いの仕事やバックグラウンドをよく知っているがゆえに、かえって一歩踏み込んで話を聞く機会はもちえませんでした。その点、本インタビューではconomeal(このみる)に関わった経緯や思いなどをひとつずつ丁寧に聞いてもらえるので「この考えから、この発想に至ったのか」「だから、あれができ上がったんだ」という気づきをたくさん得られました。

我々が普段と違う角度から質問をした結果、新しい情報を得られたわけですね。記事の内容については、いかがでしたか?

関屋:ひとつのまとまった文章にしていただいたおかげで、より理解が深まりました。もしも我々がインタビューしたとしても議事録程度のメモしか残せませんし、後から振り返ろうとしても「要は何が言いたかったんだろう?」となってしまったことでしょう。フリッジさんに書いていただいたおかげで、皆さんの考えがすっきりと整理されました。この記事があれば、「こんな理由で、conomeal(このみる)を作りました」と社内にもPRできますし、今後もポジティブな波及効果が期待できそうです。

仕事のしやすさもパートナー選びの重要なポイント。

最後に、フリッジの印象についてお聞かせください。

関屋:フリッジさんの一番いいところは、どんなことも気軽に相談できる点だと思います。ビジネスライクな「お付き合い」ではどうしても壁が生じてしまうものですが、フリッジさんは積極的に我々の輪の中に加わってきてくれました。同じ目線で、同じ目標に向かって進んでくれるから、話しやすいんです。こうした仕事のしやすさは、目に見えないけれど重要な価値だと思います。特に新規事業は、そんな関係になれる会社と組んだほうがやりやすいですからね。

我々も「仕事がしやすい関係づくり」を大切にしています。関屋さんにも伝わっていて良かったです(笑)。

関屋:それと、フリッジさんとお仕事をしてみて、コピーを書く技術はビジネスパーソンも学ぶべきものだと痛感しました。もちろん私たちは文章を書くことを本業にしているわけではありませんが、報告書やプレゼンテーションの資料だってしっかり論理的に書かれていて、手にした人が正確に理解できなければなりません。日頃から、そんな風に意識するようになりました。

これからもいろいろお手伝いさせてください。いつでもお気軽に声をかけてくださいね。

関屋:ありがとうございます! これからも頼りにしています。
株式会社ニチレイ 様
業界シェアトップクラスを誇る冷凍食品のパイオニア「ニチレイフーズ」をはじめ、食品低温物流事業、水産・畜産事業、バイオサイエンス事業など、食のフロンティアカンパニーとして多彩な事業を展開している。
https://www.nichirei.co.jp/