どちらかというと
褒められて伸びるタイプです。
CASE 04: ヤマハ株式会社様

音楽への想いを届けるコンテンツを ともに形にしてくれる。

開設から3年目を迎え、コーポレートサイトの一翼を担うコンテンツへと成長した「Inspired(https://www.yamaha.com/ja/stories/)。スタートから現在まで運営の中心にいるのが、ヤマハ株式会社の木崎高宏様です。これまで制作をご一緒させていただいてきた氏だからこそわかる弊社の強みを伺いました。

リサーチをしっかりして
取材相手のディティールに迫ってくれる。

はじめに、「Inspired」を立ち上げた経緯を教えていただけますか。

木崎: 2017年当時、弊社で「感動を・ともに・創る」という企業理念を伝えるWeb施策をスタートすることになったのですが、「感動」をどのように捉え、どのような形で伝えていけばいいのかずっと悩んでいました。結果的に、さまざまな領域で音や音楽に携わっている方たちから、音・音楽の力を語っていただくコンテンツを作ることになったのです。そんな最中に弊社のディレクターから紹介されたのがフリッジさんでした。 以前、ヤマハ発動機のWebコンテンツを担当されていたことと、フリッジの代表である立古さんが音楽系の出版社にいらしたため音楽への造詣が深いと伺いました。

これまでさまざまな方にインタビューをさせていただきました。

木崎:そうですね。プロのミュージシャンだけでなく、プロデューサーやエンジニア、研究者など音や音楽に関わるさまざまな方々にご登場いただきました。職業も国籍も、住んでいる場所もみんなバラバラ。海外の方とはSkypeを使ってインタビューをすることも珍しくありません。これだけ柔軟に対応できるのは、インタビュー経験が豊富なフリッジさんならではです。 いつも取材対象の魅力を引き出せる質問事項を用意して、ストーリーを構成してくださるので助かっています。事前のリサーチの賜物ですね。
コーポレート・コミュニケーション部 木崎高宏様

私たちの理念を体現するコーナータイトルをつけてくれた。

特に印象に残っているのは、どなたのインタビューですか?

木崎:全員印象に残っています。ただ強いて選ぶならトップバッターを飾っていただいた指揮者のKevin Zakreskyさんでしょうか。初回ということもあり私自身も緊張していたのですが、フリッジさんのインタビューを通じてKevinさんの素顔を垣間見ることができ、次第に安堵していったことを覚えています。まだサイトも生まれていなかったのに、Kevinさんが公開を楽しみにしてくださり、嬉しかったですね。 バリアフリーロックバンド「サルサガムテープ」で打楽器を奏でる栗山有芽さんも印象に残っています。彼女には障がいがあるのですが、上手に話を引き出してくれました。相手に合わせて柔軟にインタビューできるのはさすがです。

ありがとうございます。その人の本質に触れるために、インタビュー時間がどんどん長くなっています(笑)。

木崎:そのおかげで取材対象者のディティールに迫ることができるのだと思います。ディティールの深さが、一人ひとりのストーリーの色として表れている。そのおかげで多様性に溢れたコーナーになってきたわけです。

コーナータイトルの制作もお手伝いさせていただきました。シンプルでわかりやすい「Sound Profile」などの案もあった中から「Inspired」を選んでいただきました。

木崎:ひと目見た瞬間に、これだと思いました。音や音楽によって駆り立てられた(=Inspired)人々を通じて、音や音楽の力を気づかせてくれる。弊社の理念を伝えるコンテンツにピッタリで、一般の方々だけでなく、社員自身もInspireされるコンテンツにしたかったんです。先日も取材対象者から「Inspireされました」と言われて感慨深かったですね。

手間暇をかけてインタビュー内容を磨いてくれる。

文章に関してはいかがですか?

木崎:たまに「インタビューでの発言をそのまま書き起こしただけ」といった仕事ぶりのライターさんもいますが、フリッジさんはインタビュー内容をベースとして取材対象者の魅力をていねいに描いてくれます。そのうえで、我々が共感するメッセージをうまく引き出してくださる。「Inspired」がコーポレートコミュニケーションであることを、きちんと念頭に置いての仕事ぶりだと思います。

弊社では、最初にプロットを設け、初稿を書き上げた後に、3人体制で推敲を重ねます。

木崎:なるほど。だからこそ隙のない仕上がりになるのですね。ちなみに「Inspired」では、英訳(https://www.yamaha.com/en/stories/)もご担当いただいていますが、原文を直訳するのではなく、読みやすい英文へと書き換えてくれるのがフリッジさんの強みです。特にタイトルや見出しは秀逸で、毎回「英語ではそんな言い方をするのか!」と驚かされます。

英訳の際も、翻訳者から上がってきた原稿を、英語ネイティブの編集者がリライトし、それを翻訳者が見直した上で,原文を書いた日本人ライターが誤訳がないか確認しています。英文も3人以上で確認しないと手薄だからです。

木崎:当初は、工程を減らして早く仕上げてほしいと安直なお願いしていました(笑)。しかし、これだけ完成度の高い英文に仕上がるなら時間をかけて正解でした。

3年の積み重ねによってSDGsの先駆けとなるコンテンツに。

「Inspired」の開設から3年が経ちました。ここまで続いた理由は何なのでしょう?

木崎:やはり、これまでご登場いただいたみなさんの魅力があってこそです。普段どのように音や音楽と向き合っているのか。音や音楽の力をどのように捉えているかなど、ほかでは聞けないストーリーが凝縮されていると高く評価されています。私自身、毎回インタビューに臨むたびに「こんな考え方もあるのか!」という驚きの連続です。

昨今はさまざまな企業でSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが盛んですが、「Inspired」はその先駆的なコンテンツになりました。

木崎:実際に「このようなコンテンツを作るには、どうすればいいんですか?」という問い合わせもいただきます。あえて答えるならば、継続してメッセージを発信し続けることではないでしょうか。 「Inspired」にも「音や音楽の素晴らしさを、世界中のみなさんと分かち合いたい」というメッセージがあります。回を増すごとに、メッセージ性は際立ってきました。記事が10本超えたあたりから厚みも生まれ、存在感が増したように感じています。今後も「Inspired」を通じて、音・音楽の力を考えていきたいですね。

今後も末長くお付き合いいただけると幸いです。

木崎:もちろんです。これからもよろしくお願いします。
ヤマハ株式会社 様
1887年の創業以来、日本の音楽産業をリードするパイオニア。長年培ってきたクラフトマンシップと、最新技術を駆使して生み出された楽器や音響機器は、コンシューマーのみならず、世界中のプロミュージシャンからも幅広く支持されている。
https://www.yamaha.com/